中国地方において、現在M6クラス半ば程度の大きな発震の恐れがあります。
中国地方各震源において、マグニチュード分布に「高M値発震前兆」と考えられる特異的事象が多数散見され、
特に広島県北部を中心に島根県西部、山口県ではその特徴が顕著となっています。
現在のところM6クラスを第一完結点とするレベルの起点は確認出来ておらず、
現時点で発生時期を特定することは極めて困難ですが、
今後の中国地方を震源とする有感地震のみを数えておおむね5発震目が経過するまでの間、
目安として約2ヶ月以内の事象と考えることが出来ます。
予想される今後直近最大の地震の概要は次の通りです。
■震源地:中国地方(広島県北部または島根県西部の可能性)
■規模:M6.5±0.2
■最大震度:6弱~6強
■警戒期間:現在以降~2014年2月中
★中国地方における震度2以上を観測した有感地震の震源の深さの推移(アップダウン)に一定の規則性が見られます。
※この"一定の規則性"と高M値発震との相関性は定かではありません。